カテゴリー別アーカイブ: 娘の誕生日はバンクーバーで

若者流出。

旅から帰って一ヶ月、この間にたくさんの悲しいニュースを聞きながら日本はいったいどこに行ってしまうんだろうかとナイヤガラの肩落としやら草刈りやら農作業をしながら少し考えた。当たり前の話だけど日本を離れるといつも日本を考えさせられる。今回は若者。バンクーバーで見かけた若者は日本の若者のように口を半開きにしてクネクネとタコみたいな歩き方はしていなかった。前回も書いたけどみんな胸を張って歩いていた。タコのような歩き方をしながらヘソやケツを出して群がる若者がいる日本がバカな国とは言わないがボケた国になってるのは確かだろうな。そしてそのボケたタコを作ったのは他でもないなんてことだ我々の年代なのだ。バンクーバーのように様々な国のDNAを持った人々が集まっている雑踏の中で生きて行くには個人がきちんと主張しなければ生きられない。「お父さんの話は主語や述語がないから通訳しにくい」と娘に叱られたが私もきっとボケた国の中でノホホンと生きているからだろう。
バンクーバーで働く多くの日本の若者を見た時、それぞれに共通していた事は顔つきが実に良かった事だ。たぶん言葉も不慣れなために一言も聞き漏らせまいといった目つきが一生懸命に生きている印象を私に与えた。若者はこうしてどんどん日本から出て行ってしまうんだな。
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birthday

5月3日(日本では5月4日)
娘は朝早く、ホストママが作ってくれた私たちへのプレゼントをもらいにいったん帰っていった、今まで私たちは娘なしではパンと水さえ手に入れることもできなかったので、これじゃいかんそろそろ娘から自立しなくちゃということで、とりあえずホテルをで出た…というかウロウロと出てみた。
朝食はどこでとろうかと考えたがここというところがなかった。なかったわけではないが少し心配だったので嫁さん候補のいるとこにしようか、この通りだったっけ?やっとの事でお店を見つけて中に入ると候補さんはいなくてがっかり(後で会ったんだけど)。
やめようとしたけど注文の列に並んでしまったから後には引けない。メニューは注文カウンターの上にあってなかなか年寄りには見えにくい。メガネは老眼鏡しか持ってないし、その上何といっても英語なのだ。二人して目を細めてもteaの文字は見えない。そんなわけない飲み物がないってことはないよ紅茶ぐらいあるだろう、この前飲んだよね。あれはジャパニーズティ?紅茶の名前といえばリプトンぐらいしか知らない私は頑張って目を細めて何とか読むとアッサムとかいう聞いたことのある単語が見つかったのでそれにした。そうかteaなんていう商品名なんてものは実際ないのだった。英会話講座の「tea please!」なんて使えないじゃないかおい。やっと紅茶とサンドイッチを手にしてテーブルに座った時は汗がぽたりとおちた。なかなか子離れは難しいと話していたら娘から電話で今家を出てダウンタウンに向かっているが荷物が大きいのでとりあえずホテルに直行するという。
ホテルで待っていたら発泡スチロールの大きな箱を下げて娘が帰ってきた。「ホストママがね誕生日だからっていってケーキを焼いてくれた」。みごとなバースデーケーキがそこにあった。
二時にはGIのアンドリュー先生と会うことになっていたので学校へ。しっかりした先生で日本語や漢字は娘より知っているらしい。今日は誕生日でレストランで食事するんだと話すと「オメデトー」ってみんなで拍手。明日はもう帰国なので荷物の整理をし、レストランの予約は20時なのでそれまで残りの時間を惜しみつつ、もう一度ガスタウンに行ったり通りを歩いた。娘の案内で知らない街を歩くってのもなかなかいいものだ。
Van-thumb.gif歩くとあちこちのショーウインドーに「GoCanucks Go」という文字が貼られている。Canacksというのはバンクーバーのアイスホッケーチーム。今年は珍しく強いらしく応援はけっこう熱い。バスの行き先が出るところに試合の日には時々「Go Canucks Go」という文字が出ていた。娘もGo Canucks Go!とテレビを見ながら叫んだがこの日は残念ながら2:1で逆転負け。娘と一緒にカナックスのフラッグも買った。Go Canucks Go!。
街をゆっくり歩き、予約したレストランo’douls http://www.odoulsrestaurant.com/で普段食べた事が無いフルコース料理の注文に四苦八苦し、ようやくワインで乾杯することができた。
はじめての長い休日を利用して妻と二人で娘の暮らすバンクーバーを訪ねた旅はもう今夜で終わろうとしている。極上のワインと料理で会話も弾み時折聞こえてくる英語の会話が耳に優しく、そして生演奏が始まった。
動画はこちらPlease click here.
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victoria.bc

5月2日(日本では5月3日)
明日はバンクーバー島だけど疲れちゃったね、どうしようかと話しながらシアトルから最終便のバスに乗って昨晩ホテルに着いたのは夜11時を過ぎていた。でも行きたい。というわけで当初の計画より二時間遅くして7時に起き窓の外を見ると今日も雨だ。あのさ、どしゃぶりだよ。テレビの天気予報でもビクトリア地方は大雨の予測。9時45分発のビクトリア行きバスに乗るために8時少し過ぎにホテルを出た。
近くのバラード駅で地下鉄に乗りチケット2$25、娘からもらったバスと同じチケットで今日は平日だから一人一枚しか使えない。みっつめのスタジアムの駅でスカイトレインに乗り換えメインストリートの駅で降りパシフィックセントラルステーションまで200メートルくらい雨の花の道を歩いた。
pacific coachline窓口で時間を確かめ一人70$50でビクトリアまでの往復チケットを買いバスに乗り込むとすでに観光客で座席はいっぱいだった。運良く後ろの座席が空いていて、日本人はもちろんアジア系の人は誰もいない。「Ladies and gentleman….」大きな声でドライバーがこれからの予定を語りはじめる。バンクーバー島にあるB.Cの州都ビクトリアってこの国の人でも行きたい場所なんだな。
バスは一時間ほど雨の中を走り、フェリーに移っても雨はまだ降り止まなかった。朝食を取ってしばらくするとデッキに出る人の流れがあったので外に出るとなんとさっきまでの雨は止んでいて、光る青い海のずっと向うに広がる島々や水平線に吸い込まれて行くボートの白い波が美しかった。再びバスに乗り私たちは晴天のビクトリア、エンプレス・ホテル裏に到着。バンクーバーとはまた全く違う美しい雰囲気に圧倒され、来てよかったねと思わず口が開いた。英国調の街並みに花々が美しい。明るい雰囲気のTHEBAYCENTREをウインドショッピングしてからもう一度ダウンタウンを歩いた。きちんとした昼食はまだとっていなかったので、港にせり出したWHARFSIDEというイタリア系のレストランでフィッシュチップスランチとスモークサーモンピッツアにhermans pintという黒ビールを頼む。昨日に続き今日のこのレストランも最高の味と雰囲気だな。BGMにビートルズのナンバーが流れウエイターが陽気で話し上手、なかなかのハンサムでウエイトレスも美しかった。海は青く雲はゆっくりと流れ、日本時間で今日は娘の誕生日なので軽く乾杯。明日の晩はバンクーバーのジャズレストランでしっかりと誕生日を祝う予約をしてある。
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seattle

5月1日(日本では5月2日)
娘が今朝6時発のシアトル行き長距離バスの予約をしてくれてあった。朝4時30分に起き身支度を整えパスポートを確認して窓の外を見るとどうやら雨らしい。雨か…と心の中で思ったが実は私は雨の日が嫌いではない。雨のバラード通りを歩きロブソン通りを抜け右手のSt.Pauls Hospitalの美しさに見とれながら角を左に曲がると6時少し前にDave&Howe、ホテル前のBus Depot(ディーポ)に着いた。予約しないと乗れないらしいがどうやらそうでもないらしく友人と別れをおしみながらチケットを求める若者がいた。乗客 14名。青紫色に染まる夜明けのハイウエイを1時間半ほど走り簡単な入国審査後、国境を越える。
そして国境を越えると雨は上がり風景は一瞬にして「アメリカ」。アメリカドルを全く持っていなかったのでダウンタウンに入ってから銀行でとりあえず50$をおろす。そうかここがシアトルかふうん。西海岸、全米の住みやすい都市ランキングの上位の街と聞きながら訪ねたそこは私の持っていたイメージとは違っていた。港を眺めながら坂を下り、生活に必要な野菜果物鮮魚肉等はきっと産地直送で他より非常に安いんだろう人々がにぎわうPike Place Marketに入りStarbucks Coffeeの第1号店をふむふむと観察し、店の入り口で歌うリズミカルな黒人のR&Bを遠くに聞きながら、公園で自然と体を揺らしつつ沖縄で遊んでる息子にハガキを出した。
昼食はやはり魚料理だよねと坂道にあるSteelheadというレストランでオールドシアトルラガーを飲みフィッシュ&チップスやサンドイッチを食べ、テーブル横のサーモンフライがきれいに巻かれたいくつもの美しいオブジェを見れば明るくそこは確かに西海岸のレストラン。向う側のバーからはにぎやかく笑い声が聞こえていて、そうか今「アメリカ」にいるんだよなと私と妻と娘は強くうなずいた。
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bread garden

4月30日(日本では5月1日)
だいぶ疲れていたのか翌朝、ドアをノックする音で目が覚めると10時近くになっていた。すみませんちょっと待ってください!掃除の時間なのであわてて起き「私が選んだおにいちゃんのお嫁さん候補の一人が働いているカフェで朝食をとろう」という娘の提案でヘースティングス通りを歩き、ブレッドガーデンhttp://www.bgfranchising.com/というカフェでゆっくりと、なるほどあの子か感じのいいこじゃないか嫁さんになってくれないかなあと勝手にふむふむしながら食べた。その候補さんは流暢な英語でお客さんと話をしている。実はバンクーバーに来てからこのような若者をよく街で見かけた。会話ができてこっちで仕事が見つかってそこそこの給料だったらそりゃ日本には帰らないよなあと、大きな木々に囲まれた通りを背筋を伸ばして歩いている人々を眺めながら思った。(それにしてもなぜ日本人は猫背で歩くのだろう)
それから、娘が作った予定表にしたがって海沿いを歩き、ジョギングで汗をかく人々に追い越されながら、海に囲まれたスタンレーパーク内にある家族連れでにぎわうバンクーバー水族館www.vanaqua.orgへ遊びに行った。そこでは、どこの国でも同じなんだろう騒がしく勝手で実に楽しそうに子供達がはしゃいでいた。ここスタンレーパークではWALKERS AND JOGGERSやCYCLISTS、SKATERSといったサインをよく見かけた。公園をより多くの人々に解放しているってことだろう。空気がおいしかった。たっぷり遊んでから途中でバスに乗ってガスタウンまでショッピング。思った通りメイプルシロップは高かったので、こっちで暮らす人々が普段利用しているマーケットプレイスで新鮮で確かなものを買う事にした。
明日はバスで国境を越えシアトルまで行く事になっている。
動画はこちらPlease click here.

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