カテゴリー別アーカイブ: 畑いぢり

ぶどう棚のすきまから空を見上げて

ナイヤガラの種枝ほとんどを7芽残して大まかな剪定終了。昨年は7芽5芽3芽と教科通りに3本の種枝を残した後に「もっとすかなきゃ棚下が暗くなる」と言われて間引き剪定ではなく再び全ての種枝を切り返し剪定にして強い5芽3芽の2本だけになってしまいとんでもなく強い剪定になってしまって花震いが多くさんざんだった。この冬剪定を始めると案の定太くて間隔が長いドブヅルばかりが目について始末に終えない騒ぎになっていて、ドブヅルを観察すると思った通り昨年の剪定方法は5芽だけ1本残してだったり3芽1本だけだったりしてあった。今年は昨年のような間違いはしないという決心で急がずに、7芽残した種枝を3本残すといった大まかな剪定をした後で、棚の空きを見ながら、亜主枝の間引きせん定をざっくりと思い切ってやってから、その空間へ入れる種枝を7芽7芽5芽というように太い枝を弱剪定にして入れたりそれでも重なる場合は種枝も、樹勢に影響は少ないと言われている間引き剪定で(この、種枝を根本から切ることを本来間引き剪定というらしいが邪魔な亜主枝を根本から切ることも間引き剪定だと思っているが違うだろうか)7芽5芽、鉛筆の太さの種枝は7芽5芽3芽として教科通りに3本残して入れてみた。花震いしないための方策がこれで良いのかは剪定だけの理由でもないので(肥料・房の数・摘心・気候)何とも言えない。念のため5月下旬頃フラスターを使ってみようかなと隣の園のかつみちゃも言ってた。ナイヤガラを作る人が減ってきている理由がわかるなあ。もう周りのほとんどの園では短梢栽培の四倍体品種になってきている。でもナイヤガラが一番好きだから止められない。ぶどう棚のすきまから空を見上げていると今日も青くて澄み切った空にヒコーキやヘリコプターがおもちゃのように飛んでいた。

プルーンを赤ワインで

grassprune.gif

年が離れていく友人の命日や様々な思いの十月はたくさんの胸騒ぎを連れて毎年やってくる。静かになったぶどう棚には帰るぞと言いながら先延ばしになっていた息子を待つぶどうの房や取り忘れていた二粒三粒の房が深く熟成され皮も薄く甘くなっている。今の時期に残されているぶどうは農家しか食べることのできない宝石で欲しいと言う人も何人かいるけれどこれだけは誰にも譲らない。食べたかったら礼肥と耕耘機をかけながら汗を流しに来なさい。そうすればその宝石を食べることができるんだけど。ぶどうは残念ながら昨年よりも収穫量は減ってしまいワイン用の出荷が多くその中で学んだ事を来年どうやって生かすかという宿題は山積み。その反面プルーンは豊作でたくさんの友人知人宅へ届けた。今朝かみさんがプルーンを赤ワインで煮て瓶詰めにし豊作だったプルーンも終了。週末帰省していた息子に棚に残してあった黄華を持たせ朝の駅まで送り、計画していたことや懸念事項を一つずつ消化して行く。昨年日本代表としてカンヌで戦ってきてから何かを掴んだらしくずっと頑張っているようでその成果も芽を出しているみたいだ。まあ楽しくやりなさい。さて今週末から松の剪定も始めなくてはならない。秋もなにかと忙しい。

レディースフィンガー

liza.gif適当に作りはじめたリザマートがボサボサとすごいことになってきて、通りかかった農家の先輩が心配になったらしく「ほんとの仕上がりはこうなるらしいよ」本を持ってやってきた。開花時に3.5センチに切り詰め粒を30ぐらいにするとオシャレに仕上がるらしい。個人的にリザマートは黒人のレディースフィンガーだと思うので来年は美しく甘く作る決心を強く持った。