- 2010年10月19日 21:00
- カクメモ
部屋の整理のため今まで残してきていた本の整理をしてbookoffに持って行くと最初に買い取れないものはどうしますかと聞かれたのでどんなものが買い取れないのかを知りたいのとどうせ捨てるのなら子供達の廃品回収に持って行った方がいいと思い持って帰りますと伝えた。30分待って数百冊を2,690円で売った。持って行った半分ぐらいの売れなかった本がカウンターの上にどかんと束ねてあったので見ると批評と哲学と文庫本だった。聞くと文字が書かれている本やカバーがない本は買い取れないらしく特に岩波はカバーなんて元々ないので問題外だった。帰りの車の中は古い本の匂いでいっぱいで昔暮らしていた国分寺の古本屋の匂いや、雨で仕事がなく金もなく一日中布団にくるまって本ばかり読んでいた頃の雨の匂いがした。ぐちゃぐちゃメモ書きしてあった中也の詩集はもういらない。太宰の御伽草子なんてもう読まないだろうしランボーだって老眼鏡を掛けてまで読んで欲しくはないだろう。青い心を鎮めてくれたこいつらは子供達の廃品回収で鉛筆一本でも買うぐらいにはなるだろうか。
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