- 2008年10月11日 18:50
- カクメモ
梅干しを作った後片付けで土蔵に入ると棚からぐらっと落ちそうなものがあったので見るとそれは昔ボツになったプレゼンボードだった。仕事の話はしないこのブログだけれど、だいぶ昔の事なのでいいのかなとWebアップ。
昔撮影した写真を使った。デザイン/コピー。村にあるブランコの前の椅子に休んでいたミンミンゼミがとてもきれいだったので、まだ小さかった二人の子供をそこに残して家に飛んで帰ってカメラにフィルムをつめあわてて撮影したもの。デジカメなんてない時代。35mmのリバーサル。コピーは「生まれ変わることはできないけれど、ひとは旅に出ることができる」旅に出たいと思うきっかけは人それぞれだけれど、旅のチカラのひとつを語りかけたかった。デザインも写真もコピーも優れている逸品(笑)ボツだったけど(笑)。マーケットリサーチをしながら観光地のブランド戦略について考え始めていた頃だ。森の学校を作りたいなあとか...。ボツだったけど(笑)。観光地のブランド戦略なんて当時は誰も考えていなかった。いや違う、小布施の市村さんだけはもっと以前から考えていた。すごいなあ。
そしてついでにもう一つ。デザイン/コピー。この企業は金は出すが口は出さないというまったく「お前の好きにやれよ」と勝手気ままにやらせていただいている企業。かつて、数年分をまとめた広告集まで出していただいた事があり本当に感謝している。その企業のサイトウキネンフェスティバルパンフ用の1ページ広告。「人が人を傷つけない時代へ。」という言葉の下に「溢れる水のようにそれぞれの町角で音楽が流れる毎日であれば、地球上には憎しみや悲しみが生まれないのかもしれない。」という言葉が続く。また、下に続く言葉では「音楽が嫌いな人はいないはずなのに、地球上から憎しみや悲しみがなくならないのは、なぜだろう。」というバージョンも作った。音楽の祭典サイトウキネンフェスティバルに来た人しか知らない広告。当時のニュースは人が人を傷つける記事ばかりだった。
ニュースは今も変わってはくれない。
音楽が嫌いな人はいないはずなのに、地球上から憎しみや悲しみがなくならないのは、なぜだろう。
どうせならと、懐かしいやつをもう一つ。デザイン/コピー。モデルは、るぽじ。
話をする季節
毎年お盆が近づくと、
誰かが帰るのを待っていたあなたは、
今年は待たれる立場になりましたね。
お帰りなさい。
故郷の景色はどうですか。
初めての世界で
あなたはどんな人に出会いましたか、
そして、どんな出来事がありましたか。
あなたを待っていた人たちに、
たくさん話しを聞かせてください。
お盆は、みんなが集まって
ワイワイ話しをする季節。
誰にも言えない、
嬉しかったヒミツのひとつやふたつは、
まあこの際、良しとしましょうか。
でも、悩んでいることがあったら
少し聞かせて欲しい、と思う。
実際悩まない人がいたら
お目にかかりたいくらいだからね。
新聞やテレビのニュースを見ていると、ホントやりきれない事ばかり。
そんな、この時代のいろんなものを背負って、
目的に向かって歩んでゆくのはたいへんな事。
楽しいことばかりではない、今までと違った生活のふとした場面で、
もしかしたら、思い出すことがあったのかもしれませんね。
ふるさとの町の風景、匂い、
そしてこの町であなたを思う人のこと...。
●
悔しいこと、情けないこと、うれしいこと、キレそうになること。
なにがおきてもおかしくないこんな時代、
初めてのことに戸惑い、立ち止まったとき、
それでもたくましく歩むあなたの背中を、
遠く離れたこの町で見守っている人がいます。
あなたの生まれたこの町には、
あなたが思っている以上にあなたを思う人がたくさんいる、
ということを必ず覚えていてください。


